EXCEED/RC

MADE TO ORDER ひとクラス上の賃貸マンション EXCEED/RC 鉄筋コンクリート造

EXCEED/RC S styleシンプルモダンスタイル

水平ラインを活かし直線を基調としたデザイン
シンプルモダンスタイル

EXCEED/RC E styleエレガントスタイル

柔らかな曲線を基調としたデザイン
エレガントスタイル

鉄筋コンクリート造

弊社実績40

鉄筋コンクリート造とは、組み⽴てられた鉄筋(Reinforcement) の外側に型枠を造り、その中にコンクリート(Concrete)を流し込んで固めた構造です。圧縮⼒に強いコンクリートと引張⼒に強い鉄筋を組み合わせることにより、強い抵抗⼒を持つ構造ができます。
鉄筋コンクリート造はRC造とも呼ばれています。これは、英語のReinforced Concrete(補強されたコンクリート)の頭⽂字をとってRC造としたものです。

鉄筋コンクリートの特性

コンクリートは「押しつぶされる力=圧縮力」に強く、鉄筋は「引っ張られる力=引張力」に強いという特性を持っており、それら2つの材料の長所を融合させた構造体が鉄筋コンクリートです。主要材料であるコンクリートは無機質で腐食の心配がありません。また、アルカリ性の性質を持つコンクリートが鉄筋を覆うことにより、鉄自体が酸化して腐食することを防ぎ、長期にわたり構造強度を維持することができます。地震の際、コンクリートの「耐圧縮力」と鉄筋の「耐引張力」が互いに優れた特性を発揮することで、高い耐震性を実現します。

鉄筋コンクリートの特性

鉄筋コンクリートの構造ラーメン構造・壁式構造

弊社では、地盤の状況や建築用途などにより、ラーメン構造及び壁式構造のいずれか最適な工法を選択しています。

ラーメン構造

ラーメン構造とは、梁(はり)と柱で⾻組みを作る⼀般的な架構形式です。オフィスや学校等の公共建物でよく⾒かけます。

ラーメン構造
ラーメン構造 鉄筋配筋
ラーメン構造 鉄筋配筋
ラーメン構造 コンクリート躯体
ラーメン構造 コンクリート躯体
ラーメン構造 外観
ラーメン構造 外観

壁式構造

壁式構造とは、壁と床のみで梁がない構造です。室内で梁が⾒えないのでスッキリした空間になります。あまり広い空間ができないので、5階以下の建物に⽤いられます。

壁式構造
壁式構造 鉄筋配筋
壁式構造 鉄筋配筋
壁式構造 コンクリート躯体
壁式構造 コンクリート躯体
壁式構造 外観
壁式構造 外観

耐震性

鉄筋コンクリートは、鉄筋や鉄骨と似た耐震性を持っていながら、コンクリートの強度まで合わさっているので非常に倒壊しづらくなっています。鉄筋の弱い部分とコンクリートの弱い部分を、双方がカバーしあうことで、片方だけでは不安だった耐震性を上げることができます。
特に壁式構造は、地震が発生したときに壁、天井、床のすべてで揺れを受けることになります。そのため1か所に力が集中することがなく、地震の揺れを分散させて吸収することができます。地震の力が分散することによって、全体へ加わる力は弱くなり、倒壊を回避することができます。

耐震性 ラーメン構造
耐震性 壁式構造

耐火性

鉄筋コンクリート造は材質そのものが燃えることはありません。火災が発生した際、外壁温度は1000度にも達すると言われています。しかし、鉄筋コンクリート造は温度が上昇しても強度は下がりませんし、材質が燃えないことから有毒ガスも発生しません。このことからも、耐火構造として認められています。

耐火性

耐久性

鉄筋コンクリート造の建物は耐久性が⾼く、法定耐⽤年数は47年です。これは重量鉄⾻の法定耐⽤年数34年、軽量鉄骨の27年、⽊造の22年に⽐べて⻑くなっています。国の税務上の解釈である法定耐⽤年数は、実際よりも低く⾒積もられています。適切なメンテナンスを⾏えば、100年以上持たせることも可能です。

耐久性

気密性

鉄筋コンクリート造の建物は、構造体で密閉されて隙間がないため、気密性が⾼くなります。気密性が高いため外気が部屋に侵入しにくく、外気温の変化に対して室内の温度変化を緩和できるので、年間を通してエアコンなどのエネルギー消費量を低く抑えられます。鉄筋コンクリート住宅では⽊造と⽐べると、光熱費が安く済むのは⼤きなメリットです。

気密性

遮音性

RC造住宅は、外部の音エネルギーをコンクリートが遮断するため、遮音性能が非常に高くなります。180mm厚のコンクリートは、透過損失-50dB以上の性能を持ちます。これは、外が交通量の多い道路(80dB)でも、室内の音エネルギーの侵入を遮断するので、室内では深夜の住宅街の静けさ(30dB)となります。RC造住宅は床もコンクリートなので、上下階の音も遮音します。

遮音性

造形の自由度

鉄筋コンクリート造は、型枠を使って⾃由度が⾼い空間を実現できます。なぜなら、鉄骨や木造と違って生コンクリートは液状であり、型枠の形に合わせて好きな形状のコンクリートにできるからです。柱間隔は10mまで可能で⽊造よりも空間を広く⾃由に構成できます。

造形の自由度